【新東京水上警察】原作は小説?読む順番・既刊一覧/ドラマは原作どこまで?

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2025年10月から待望のドラマ放送がスタートする「新東京水上警察」。

その原作は、手に汗握る展開が魅力の警察ミステリ小説です。

物語の舞台は東京、頻発する東京湾の事件に立ち向かうため、期間限定で臨時署が設置されました。その設置背景には、現代社会が抱える様々な課題が隠されています。

この記事では、原作の概要を解説し、物語の核となる強行犯係の活躍や、観閲式で起こる衝撃の事件、豪華客船を巻き込んだ連続事件など、海上犯罪手口のリアルな描写に迫ります。

また、第六台場という無人島が鍵を握る謎や、卓越した操船免許を持つ登場人物たちの水上捜査手法、そして緊迫の港湾警備体制まで、ドラマをより深く楽しむための情報を網羅的にご紹介します。

この記事で分かること
  • 原作小説のあらすじや魅力的な登場人物
  • 2025年放送のドラマ版と原作の具体的な違い
  • 物語の結末に関するネタバレを含む徹底考察
  • 原作小説をお得に楽しめるおすすめの方法

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目次

新東京水上警察 原作小説の基本情報まとめ

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  • 作者の吉川英梨について
  • あらすじとシリーズの連載状況
  • 物語を彩る主要登場人物たち
  • 原作小説ならではの見どころは?
  • 気になる読者の感想レビューを紹介

作者の吉川英梨について

「新東京水上警察」シリーズの作者は、吉川英梨(よしかわ えり)さんです。女性警察官だった経歴を持つ、異色の作家として知られています。

警察内部のリアルな描写や、捜査の臨場感あふれるストーリーテリングに定評があり、数多くの人気警察小説シリーズを生み出してきました。特に、現場の知識に基づいた緻密なプロットと、現代社会の問題点を鋭く切り取る作風が、多くの読者から支持を集めています。

吉川英梨さんの代表作

吉川さんの作品には、「新東京水上警察」のほかにも「警視庁53教場」シリーズや「十三階」シリーズ、「女性秘匿捜査官・原麻希」シリーズなど、映像化された人気作が多数あります。いずれも警察組織の複雑さと、そこで奮闘する人間ドラマが魅力です。

あらすじとシリーズの連載状況

物語の舞台は、2020年の東京オリンピックを控え、テロ対策などを目的に5年間限定で設置された架空の警察署「五港臨時警察署(通称:五臨署)」です。東京湾や河川で発生する凶悪な水上犯罪に、主人公である強行犯係の碇拓真たちが挑みます。

本シリーズは講談社文庫から全5巻が刊行され、すでに完結しています。時系列に沿って物語が進むため、刊行順に読み進めるのがおすすめです。

巻数タイトル刊行日
第1巻波動 新東京水上警察2016年9月15日
第2巻烈渦 新東京水上警察2017年1月13日
第3巻朽海の城 新東京水上警察2017年7月14日
第4巻海底の道化師 新東京水上警察2018年8月10日
第5巻月下蝋人 新東京水上警察2020年12月15日

物語を彩る主要登場人物たち

「新東京水上警察」の魅力は、骨太なストーリーだけでなく、個性豊かな登場人物たちにもあります。ここでは、物語の中心となる3人のキャラクターを紹介します。

碇拓真(いかり たくま)

五臨署強行犯係の班長であり、本作の主人公。熱血漢で部下思いのリーダーです。過去の経験から水上捜査に情熱を注いでおり、型破りな捜査で事件の真相に迫ります。

日下部峻(くさかべ しゅん)

警察庁から出向してきたエリート警部。冷静沈着で頭脳明晰な切れ者として、碇とは対照的な存在です。当初は対立しますが、次第に互いを認め合うようになります。

有馬礼子(ありま れいこ)

警察職員(海技職員)で、卓越した操船技術を持つプロフェッショナル。小型船舶操縦士の免許を活かし、警備艇の操縦士として捜査の最前線で碇たちをサポートします。

原作小説ならではの見どころは?

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ドラマも期待されますが、原作小説には文字だからこそ深く味わえる魅力が詰まっています。ここでは、特に注目したい見どころを3つのポイントにまとめました。

  1. 元警察官の作者が描く圧倒的なリアリティ
    警察組織の内部事情や捜査会議の緊張感、水上での追跡劇など、その描写は非常にリアルです。実際の海上保安庁や警察の捜査手法が随所に盛り込まれており、物語に説得力を与えています。
  2. 現代社会が抱える問題とのリンク
    無人島(第六台場)の問題、豪華客船を狙った犯罪、大型台風の脅威など、各巻で扱われるテーマは、私たちが直面している社会問題と密接にリンクしています。エンターテインメントとして楽しめるだけでなく、社会派ミステリとしての一面も持っています。
  3. 魅力的なキャラクターたちの人間ドラマ
    主人公・碇拓真の熱い正義感と、エリート・日下部峻のクールな知性がぶつかり合いながらも、次第に信頼関係を築いていく過程は大きな見どころです。彼らを取り巻く同僚たちとの絆や組織内の葛藤も丁寧に描かれています。

気になる読者の感想レビューを紹介

実際に原作を読んだ人たちは、どのような感想を持っているのでしょうか。SNSやレビューサイトから、特に多く見られた意見をまとめてみました。

【ポジティブな感想】

  • 「とにかくスピード感がすごい!一気に読んでしまった」
  • 「船や海の描写がリアルで、まるで映像を見ているようだった」
  • 「碇と日下部のコンビが最高。続編も読みたい!」
  • 「警察小説好きにはたまらない設定と展開」

【注意点・その他の感想】

  • 「専門用語が少し多いので、じっくり読む必要があった」
  • 「人間関係が複雑なので、相関図が欲しくなる」

全体的には、スピーディーな展開とリアリティあふれる描写を高く評価する声が多数でした。一方で、情報量が多いため、人によっては少し難しく感じる可能性もあるようです。

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ドラマ化で話題!新東京水上警察 原作との違い

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  • ドラマ化の基本情報をチェック
  • ドラマは原作の何話まで放送?
  • 原作との違いや気になる結末を徹底考察
  • 原作から結末を一部ネタバレ
  • ドラマ配信のおすすめはTVerとFOD
  • 新東京水上警察 原作を読むならebookjapan

ドラマ化の基本情報をチェック

2025年10月7日より、フジテレビ系「火曜21時」枠で連続ドラマとして放送が決定しました。豪華キャストが集結し、大きな注目を集めています。

放送開始日2025年10月7日(火)
放送時間毎週火曜日 21:00~(初回15分拡大)
放送局フジテレビ系
主要キャスト佐藤隆太(碇拓真 役)、加藤シゲアキ(日下部峻 役)、山下美月(有馬礼子 役) ほか
原作吉川英梨「新東京水上警察」シリーズ(講談社文庫)

公式サイトでは、最新ニュースや相関図が随時更新されています。また、公式SNS(X, Instagram, TikTok)では、予告動画や撮影の裏側などが公開されており、こちらも見逃せません。(参照:フジテレビ公式サイト)

ドラマは原作の何話まで放送?

ドラマが原作のどこまでを描くのかは、ファンにとって最大の関心事の一つでしょう。

フジテレビの公式サイトニュースによると、「第1話から第3話は、原作シリーズの1巻目にあたる『波動』を実写化する」と明言されています。物語の導入部である「水上観閲式」が、ドラマ序盤の大きなキーポイントとなることは間違いなさそうです。

1クール(全10話~11話程度)の放送だと仮定すると、原作2巻~3巻あたりまでの内容が描かれる可能性が高いと予想されます。今後の展開に期待しましょう。

原作との違いや気になる結末を徹底考察

ドラマ化にあたり、原作からいくつかの設定変更が加えられています。ここでは、現時点で判明している主な違いと、それが結末にどう影響するかを考察します。

設定の大きな違い

最も大きな違いは、舞台となる警察署の設定です。原作では「五港臨時警察署」という架空の臨時署でしたが、ドラマでは「東京水上警察署」が“復活”するという設定に変更されています。

これは、2008年に廃止され、現在は東京湾岸警察署に統合された「水上署」をモチーフにしており、ドラマではライバルとして「湾岸署」を登場させ、組織間の対立をより色濃く描く狙いがあるようです。

結末はどう変わる?

原作シリーズは全5巻で完結しており、一連の事件の黒幕や登場人物たちの最終的な関係性が描かれています。ドラマが原作通りに進むのであれば、結末もそれに準拠するでしょう。

しかし、前述の「湾岸署との対立」というドラマオリジナル要素が加わることで、結末に至るまでの過程や、キャラクターたちの動機に変化が生まれる可能性は十分に考えられます。特に、組織間の駆け引きが、事件解決の大きな鍵を握るかもしれません。原作ファンも、新たな展開を楽しめるのではないでしょうか。

原作から結末を一部ネタバレ

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【ネタバレ注意】
この先には、原作小説シリーズ全体の結末に関する内容が含まれています。ドラマや小説を先入観なく楽しみたい方は、閲覧にご注意ください。

原作シリーズを通して、碇たちが追いかける事件の背後には、ある巨大な悪が存在します。個別の事件に見えたものが、やがて一本の線で繋がり、東京湾全体を揺るがす巨大な陰謀へと発展していくのが、この物語の醍醐味です。

最終的に、碇と日下部は立場や考え方の違いを乗り越え、最強のバディとして黒幕と対峙します。結末では、五臨署が設置された本当の理由や、登場人物たちが抱える過去の因縁もすべて明らかになります。

すべての謎が解けたとき、爽快感と共に、少し切ない余韻が残る結末を迎えます。これ以上は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

ドラマ配信のおすすめはTVerとFOD

「ドラマを見逃してしまった」「もう一度見たい」という場合でも、便利な見逃し配信サービスがあります。

TVer(ティーバー)

民放公式のテレビポータルサイトで、放送後約1週間は無料で見逃し配信を視聴できます。リアルタイムで視聴できない方には、まずTVerの利用がおすすめです。

FOD(フジテレビオンデマンド)

フジテレビ公式の動画配信サービスです。月額料金はかかりますが、放送中の最新話から第1話まで、いつでも全話視聴することが可能です。過去のフジテレビ系ドラマも豊富なので、ドラマ好きには最適なサービスと言えるでしょう。

新東京水上警察 原作を読むならebookjapan

ドラマを見て原作が気になった方、放送前に物語を予習したい方には、電子書籍サービス「ebookjapan」での購入がおすすめです。

ebookjapanは、Yahoo! JAPANが運営する信頼性の高い電子書籍ストアです。特におすすめな理由は、初回ログインで非常にお得なクーポンがもらえる点です。このクーポンを利用すれば、「新東京水上警察」シリーズ全5巻を、紙の書籍で揃えるよりもかなり安く購入できる可能性があります。

また、PayPayとの連携も強力で、日常的にPayPayを利用している方なら、さらにお得にポイントを貯めながら楽しめます。スマートフォンやタブレットがあれば、いつでもどこでも手軽に読めるのも電子書籍の大きなメリットです。この機会にぜひチェックしてみてください。

まとめ:新東京水上警察 原作の魅力を再確認

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  • 原作は吉川英梨による全5巻の完結済み警察小説
  • 舞台は東京湾の事件を扱う架空の「五港臨時警察署」
  • 主人公は熱血漢の班長・碇拓真
  • 冷静沈着なエリート・日下部峻との対比が魅力
  • 卓越した操船技術を持つ有馬礼子が捜査を支える
  • 元女性警察官の作者が描く圧倒的なリアリティが見どころ
  • 現代社会の問題を鋭く切り込む社会派ミステリの一面も
  • ドラマは2025年10月7日からフジテレビ系で放送
  • 主演は佐藤隆太、共演に加藤シゲアキ、山下美月など
  • ドラマは「東京水上警察署」が復活するという設定に変更
  • 湾岸署との組織間バトルがオリジナル要素として加わる
  • 序盤は原作1巻『波動』の内容をベースに描かれる
  • 見逃し配信はTVer(無料)とFOD(有料)で視聴可能
  • 原作を読むなら初回クーポンがお得なebookjapanがおすすめ

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