【リビルドワールド】漫画打ち切りは嘘⁉最新刊とアニメの現状も解説

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人気SFアクション作品『リビルドワールド』について、「漫画が打ち切りになったのでは?」という噂が広まっています。Web版の更新が止まったことをきっかけに、多くのファンが不安に感じているようです。

この記事では、リビルドワールドの漫画打ち切り説の真相に迫ります。シェリルやカツヤの死亡といった衝撃的な展開のネタバレから、原作である小説と漫画の違い、一部でささやかれるつまらないという評価の理由まで、あらゆる角度から作品を徹底解説します。

さらに、web版と書籍版の違い、漫画が何巻まで刊行されているのか、そして重要な8巻や12巻、13巻の内容はどうなっているのか、多くの読者が抱える疑問にもお答えします。最新刊、つまりリビルドワールドの新刊の予定は本当にあるのか、気になるアニメ化の続報と合わせて、作品の「今」が分かる情報をお届けします。

この記事で分かること
  • 打ち切りの噂がなぜ広まったのか、その真相
  • シェリルやカツヤなど主要キャラの生死
  • 漫画・小説・アニメの違いとそれぞれの魅力
  • 最新刊の発売情報と今後の展開
目次

リビルドワールド漫画打ち切り説の真相を徹底解説

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image:わんらぼコミック作成
  • 『リビルドワールド』の基本情報
  • つまらないという評判は本当?作品の評価
  • ネタバレ注意!シェリル死亡説の真相
  • カツヤ死亡までの経緯を詳しく解説
  • web版と小説の書籍 違いを比較
  • アニメと漫画 違いも紹介

『リビルドワールド』の基本情報

『リビルドワールド』は、ナフセ氏による原作小説を基に、電撃文芸から書籍化されたライトノベルおよび綾村切人氏作画の漫画が展開されたSFバトルファンタジー作品です。Web小説として2017年2月に連載開始後、小説版は9巻(〈上〉〈下〉計14パート)、漫画版は13巻まで刊行済みで、TVアニメ化も発表され、シリーズ累計120万部を突破しています。

項目内容
原作小説(電撃の新文芸)
作者:ナフセ
イラスト吟(キャラクターデザイン)、わいっしゅ(世界観デザイン)、cell(メカニックデザイン)
Web小説連載開始2017年2月1日
ライトノベル巻数全9巻(〈上〉〈下〉計14パート)
漫画連載開始2019年9月号(電撃マオウ)
漫画コミックス巻数13巻(2025年4月25日発売)
TVアニメ化発表2023年7月3日(Anime Expo 2023)
英語版配信J-Novel Club(Volume1~3、Volume6 Part Twoまで)
シリーズ累計部数120万部(2025年3月時点)

つまらないという評判は本当?作品の評価

まず初めに、『リビルドワールド』がどのような物語なのか、その基本情報からご紹介します。この作品は、科学文明が崩壊した後の世界を舞台にしたSFアクションです。物語の中心は、スラム街で生まれ育った少年アキラ。彼は、生計を立てるために危険な「旧世界の遺跡」から遺物を回収する「ハンター」になることを決意します。

そんな彼の前に、アキラにしか見えない謎の美女「アルファ」が現れます。彼女は旧世界の遺跡の完全攻略をアキラに依頼する代わりに、戦闘技術から情報分析まで、超人的なサポートを提供することを約束します。こうして、二人の奇妙な共生関係が始まり、アキラはアルファの導きで過酷な世界を生き抜き、一流のハンターへと成り上がっていきます。

このように多くの読者を惹きつける魅力的な設定を持つ作品ですが、一部で「つまらない」という評価が見られるのも事実です。このような声が上がる背景には、主に二つの理由が考えられます。

一つは、物語の展開、特にライバルキャラクターであるカツヤが登場する場面が、一部の読者にとって都合が良すぎると感じられる点です。主人公アキラとは対照的な価値観を持つカツヤの行動が、時に物語の緊張感を削いでしまうという意見があります。しかし、これはアキラの持つリアリズムやシビアな世界観を際立たせるための対比であり、作品の深みを増す要素と捉えることも可能です。

もう一つの理由は、メディアミックス展開による描写の差異です。特に漫画版は、小説版に比べてキャラクターの内面描写が簡略化される傾向にあります。このため、原作小説の緻密な心理描写や世界観の掘り下げを好む読者からは、物足りなさを指摘されることがあります。

ただ、これらの点はあくまで一部の意見であり、作品全体の評価を決定づけるものではありません。むしろ、作り込まれたSF設定や文明崩壊後の世界で繰り広げられるリアリティのある戦闘描写は高く評価されています。したがって、「つまらない」という評価は個人の好みに左右される部分が大きく、作品が持つ独自の魅力が色あせるものではないと言えます。

ネタバレ注意!シェリル死亡説の真相

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image:わんらぼコミック作成

物語のヒロインの一人であるシェリルについて、「死亡するのではないか」という説がファンの間でたびたび囁かれます。彼女がスラムのリーダーとして常に危険と隣り合わせの状況にあり、主人公アキラを巡る過酷な運命に巻き込まれていく姿が、読者の不安を煽る一因となっているようです。

しかし、2025年6月現在、原作小説・漫画版のいずれにおいても、シェリルが死亡したという公式な描写は一切ありません。彼女は作中で生存しており、多くの困難を経験しながらも精神的に強く成長を続けています。特に、スラム街の勢力争いや仲間を失う悲劇を乗り越え、リーダーとしての覚悟を固めていく様子は、物語の重要な見どころの一つです。

シェリルの存在は、荒廃した世界で生きる人々の人間ドラマを象徴する上で不可欠です。彼女がアキラとの関係性をどのように築き、自らの運命をどう切り開いていくのかは、今後の物語の核心を担う要素と考えられます。以上のことから、シェリル死亡説はあくまで読者の憶測に過ぎず、彼女は現在も物語を彩る重要なキャラクターとして健在です。

カツヤ死亡までの経緯を詳しく解説

主人公アキラの好敵手として物語に大きな影響を与えたカツヤですが、彼は作中で命を落とすことになります。その死は、Web版と書籍版(漫画版のベース)で若干の演出の違いはありますが、物語の大きな転換点として描かれています。

カツヤの死の直接的な原因は、アキラとの戦闘です。ハンターとしての考え方や正義感の違いから始まった二人の確執は、次第にエスカレートし、取り返しのつかない状況へと発展します。最終的にカツヤは、自身の持つ旧領域接続者としての能力を制御できずに暴走させ、アキラとの死闘の末に絶命します。

書籍版では第10巻、Web版では第222話でその最期が描かれており、漫画版もこの展開に沿って進行しています。書籍版では、彼の幼馴染であるユミナの死が彼の精神状態に大きな影響を与え、より悲劇的な側面が強調されています。一方、Web版では第三勢力の介入もあり、より混沌とした状況での戦闘が描かれました。

このように、カツヤの死は彼のキャラクターが抱える理想と現実の乖離、そして制御できない力の悲劇を象徴する出来事です。アキラとは異なる道を歩んだハンターの末路として、読者に強烈な印象を残しました。

web版と小説の書籍 違いを比較

『リビルドワールド』は、Web小説投稿サイト「小説家になろう」および「カクヨム」での連載が原作ですが、現在刊行されている電撃の新文芸の書籍版は、単なる書籍化ではありません。Web版をベースに大幅な改稿が加えられており、物語は実質的に異なるルート(IFルート)を辿っています。

最も大きな違いは、物語の展開とキャラクターの行動原理です。Web版では偶然や推測で片付けられていた出来事に、書籍版では明確な理由付けや伏線が追加され、物語の整合性が高められています。これにより、キャラクターの行動や心理描写に深みが増し、より納得感のあるストーリーが展開されます。

例えば、Web版と書籍版では同じイベントが発生しても、そこに至るまでの過程やキャラクターの絡み方が大きく異なります。

イベントWeb版の展開書籍版(小説)の展開
ヨノズカ駅遺跡アキラが単独で発見し、情報は後に広まるカツヤ達がアキラの発見した入口を占拠する
賞金首戦アキラが単独で戦う場面が多いカツヤと共闘する展開がある
スラムの抗争シェリルやアルナが攫われるシェリル達は攫われず、アキラが自発的に参戦する
ティオルとの関係ティオルがアキラを執拗に狙うオリビアがティオルを操作してアキラと戦わせる

このように、大筋の方向性は維持しつつも、個々のエピソードは大きく異なっており、Web版を読了済みの読者でも新鮮な気持ちで楽しむことができます。今後のアニメ化などのメディアミックスは、この書籍版が正史として扱われる可能性が高いため、作品世界をより深く理解するには書籍版を読むことが鍵となります。

アニメと漫画 違いも紹介

2023年7月にTVアニメ化が発表された『リビルドワールド』ですが、2025年6月時点で放送開始日などの具体的な続報はまだ出ていません。しかし、このアニメ化は物語の展開を考える上で重要な意味を持ちます。

まず、漫画版は前述の通り、Web版ではなく書籍版(小説)をベースに制作されています。戦闘シーンの迫力あるビジュアルや、遺跡の具体的な描写など、漫画ならではの表現力で書籍版の物語を再構築しており、非常に評価が高いです。

そして、アニメ版もこの流れを踏襲し、書籍版のストーリーラインを基に制作されることが濃厚です。これは、出版社や制作委員会がメディアミックス全体で物語の統一性を図る意図があると考えられます。したがって、アニメと漫画の間に大きなストーリー上の違いは生まれにくいと予想されます。

違いが生まれるとすれば、それは表現方法の差でしょう。漫画が静止画でキャラクターの表情やメカニックのディテールを見せるのに対し、アニメは動きと音声で戦闘のスピード感やキャラクターの感情をダイレクトに伝えます。公開されたティザーPVのクオリティも非常に高く、原作の持つ重厚な世界観がハイクオリティな作画で映像化されることへの期待が高まっています。

要するに、アニメと漫画の物語の根幹は共通ですが、それぞれが持つメディアの特性を活かした異なる魅力を持つ作品になると考えられます。

リビルドワールド漫画打ち切りは誤解!刊行状況とアニメ

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image:わんらぼコミック作成
  • リビルドワールドの漫画は何巻までありますか?
  • 重要な漫画8巻の内容と見どころ
  • 重要な漫画12巻のあらすじ
  • 話題の13巻の内容と見どころ
  • 最新刊!リビルドワールドの新刊の予定は?

リビルドワールドの漫画は何巻までありますか?

2025年6月時点で、『リビルドワールド』の漫画版は第13巻まで刊行されています。

漫画版は『月刊コミック電撃マオウ』で連載されており、おおむね半年に1冊から1年に1冊程度のペースで新刊が発売されています。Web版の更新停止から「打ち切り」の噂が出ましたが、このように漫画版は定期的に刊行が続いており、物語は着実に進行中です。

漫画版 既刊情報

巻数発売日
第1巻2019年12月27日
第2巻2020年6月26日
第3巻2020年11月27日
第4巻2021年4月27日
第5巻2021年8月27日
第6巻2022年1月27日
第7巻2022年6月27日
第8巻2022年11月26日
第9巻2023年5月26日
第10巻2023年10月27日
第11巻2024年4月26日
第12巻2024年10月25日
第13巻2025年4月25日

このように、シリーズは順調に巻数を重ねており、打ち切りの心配は不要と言えるでしょう。

重要な漫画8巻の内容と見どころ

漫画版『リビルドワールド』の第8巻は、物語が大きく動く重要な巻の一つです。この巻では、クガマヤマ都市の二大徒党である「ドラングム」と「ツェルプスト」との大規模抗争がクライマックスを迎えます。

主な見どころは、主人公アキラの戦闘能力と精神的な成長です。これまではあくまで個人として強力なハンターでしたが、この抗争を通じて徒党という大きな組織の中で自らの価値を証明し、周囲からの評価を確立していきます。特に、敵の精鋭部隊や強力なモンスターとの戦闘シーンは圧巻で、アキラの機転とアルファのサポートが融合した戦術の妙が光ります。

また、この抗争はアキラだけでなく、彼を取り巻くキャラクターたちの関係性にも変化をもたらします。シェリル率いるスラムの徒党や、アキラをライバル視するカツヤ、そしてアキラに協力するエレナやサラといったハンターたち。それぞれの思惑が交錯する中で、アキラがどのような立ち位置を築いていくのかが描かれます。

この巻を読むことで、アキラが単なる一匹狼のハンターから、都市のパワーバランスにも影響を与えうる存在へと変貌を遂げる過程が分かり、後の展開への期待が大きく膨らみます。

重要な漫画12巻のあらすじ

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image:わんらぼコミック作成

漫画版第12巻は、アキラが新たなステージに進むための過酷な試練に直面する巻です。物語の核心は、アキラが500億オーラムという破格の賞金をかけられた「賞金首」となり、全ハンターから命を狙われる立場に追い込まれる点にあります。

この絶体絶命の状況は、東部の有力企業である「リオンズテイル社」の策謀によるものです。アキラは、これまでの敵とは比較にならないほどの規模と組織力を持つ巨大な敵意に晒され、逃亡生活を余儀なくされます。都市間の移動すらままならず、誰を信じて良いのか分からない極限状態の中で、アキラのサバイバル能力と精神力が試されます。

この巻では、アキラの逃亡を助けるキャロルとの関係性も深く描かれます。彼女の過去や目的が明かされると共に、アキラとの間に奇妙な信頼関係が芽生えていく様子は、シリアスな展開の中での一筋の光となります。

戦闘面では、リオンズテイル社が送り込む手練れのハンターや暗殺者との息詰まる攻防が繰り広げられます。これまでの装備や戦術だけでは通用しない強敵に対し、アキラとアルファがどのように立ち向かうのかが見どころです。物語のスケールが一気に拡大し、アキラが個人のハンターから、世界を動かす巨大な陰謀の中心人物へと否応なく引きずり込まれていく、スリリングな展開が詰まった一冊です。

話題の13巻の内容と見どころ

漫画版第13巻は、シリーズ全体を通しても屈指の衝撃的な展開が描かれる、まさに転換点となる巻です。賞金首となったアキラの逃亡劇はさらに激化し、彼の肉体と精神を極限まで追い詰めます。

この巻の最大の見どころは、アキラがリオンズテイル社の執拗な追撃の末に、生死の境をさまようほどの重傷を負うシーンです。最新装備を駆使してもなお及ばない圧倒的な物量の前に、絶望的な状況へと追い込まれるアキラの姿は、読者に強烈なインパクトを与えます。

このアキラの危機は、彼に関わる人々の運命をも大きく揺さぶります。特に、アキラの帰りを待つシェリルは、彼の不在という状況下でリーダーとしての真価を問われます。仲間を失う悲劇に見舞われながらも、自らの徒党を守るために苦悩し、成長していく彼女の姿が丁寧に描かれています。

さらに、アキラと敵対してきたカツヤの一派にも大きな動きがあり、彼の幼馴染であるユミナの死という悲劇が発生します。この出来事は、後のカツヤの暴走と破滅へと繋がる重要な伏線となります。

このように、第13巻では主要キャラクターたちがそれぞれ過酷な試練に直面し、物語はよりシリアスで深みのある展開へと突入します。アキラの敗北と再生、そして彼を取り巻く人間関係の劇的な変化が描かれる、必読の巻と言えるでしょう。

最新刊!リビルドワールドの新刊の予定は?

「打ち切り」の噂とは裏腹に、『リビルドワールド』は小説版、漫画版ともに刊行が続いています。

小説版の最新刊と今後の予定

小説版の最新刊は、2025年4月17日に発売された**『リビルドワールドIX〈上〉 生死の均衡』**です。 上下巻構成の上巻にあたるため、次巻として『IX〈下〉』の刊行が予定されています。これまでのペースを考えると、2026年の早い時期に発売される可能性が考えられますが、公式な発表はまだありません。

漫画版の最新刊と今後の予定

漫画版の最新刊は、2025年4月25日に発売された第13巻です。 これまでの刊行ペース(約6ヶ月~10ヶ月に1巻)から考えると、次巻である第14巻は、2025年の秋から冬頃(10月~12月頃)に発売されるのではないかと予想されます。ただし、こちらもまだ公式な発売日は発表されていません。

このように、小説・漫画ともに新刊の制作は着実に進んでいると考えられます。最新情報は、KADOKAWAの公式サイトや「電撃文庫」の公式SNSなどで告知されるため、ファンの方はそちらを定期的にチェックすることをおすすめします。

総括:リビルドワールド漫画打ち切りの噂

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image:わんらぼコミック作成
  • 『リビルドワールド』の打ち切り説はWeb版小説の更新停止が主な原因
  • 漫画版および書籍版(小説)は打ち切りではなく、現在も連載・刊行が継続中
  • シリーズの累計発行部数は120万部を突破しており人気は安定している
  • ヒロインのシェリルは作中で死亡しておらず、困難を乗り越え成長を続けている
  • アキラのライバルであるカツヤは、書籍版10巻でアキラとの死闘の末に死亡した
  • Web版と書籍版は大幅に改稿されており、物語はIFルートと言えるほど異なっている
  • 漫画版はWeb版ではなく、改稿された書籍版のストーリーをベースに制作されている
  • TVアニメ化が2023年に発表されたが、2025年6月時点で放送日などの続報はない
  • アニメ版も書籍版・漫画版のストーリーラインを踏襲する可能性が高い
  • 一部で「つまらない」との評価があるが、緻密なSF設定や戦闘描写は高く評価されている
  • 漫画版の最新刊は第13巻で、2025年4月25日に発売された
  • 漫画版第14巻は2025年秋から冬頃の発売が予想される
  • 小説版の最新刊は『IX〈上〉 生死の均衡』で、2025年4月17日に発売された
  • 結論として、打ち切りの心配は不要であり、今後のメディアミックス展開にも期待が持てる
  • 最新情報は公式サイトや公式SNSで確認するのが確実
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